バイオと特許調査|バイオ分野に特有の検索ポイントから調査戦略までわかりやすく解説

03-5470-1930

遺伝子配列検索~CDC6を標的とした核酸医薬を例に~

遺伝子配列検索~CDC6を標的とした核酸医薬を例に~

1. CDC6の生物学的特性と核酸医薬における標的意義

細胞分裂制御タンパク質6(Cell Division Control protein 6: CDC6)は、真核生物のDNA複製ライセンシングおよび細胞周期制御において中心的な役割を果たす必須因子です[1]。G1期において、CDC6は複製起点認識複合体(ORC)およびCDT1と協働して、MCM2-7ヘリカーゼ複合体をクロマチン上にロードし、複製前複合体(pre-RC)を形成します。この複製ライセンシング機構は、ゲノムDNAが1細胞周期に1度だけ正確に複製されることを保証するために極めて厳密に制御されています。

近年の分子腫瘍学および生物情報科学的解析により、CDC6は多様な悪性腫瘍において著しく過剰発現していることが明らかになっています[1]。淡明細胞型尿細管癌(ccRCC)の臨床検体解析では、隣接する正常組織と比較して  (72例中70例)の割合でCDC6の過剰発現が観察されています。また、肝細胞癌、前立腺癌、膀胱癌、さらには悪性リンパ腫の一種のびまん性大細胞型B細胞リンパ腫(DLBCL)においても、CDC6の高発現は腫瘍の進展や患者の不良な生存予後と密接に相関しています。

腫瘍細胞内において、CDC6遺伝子の転写はヒストンのアセチル化やメチル化などのエピジェネティックな修飾、あるいは脱ウビキチン化酵素のOTUD6Aなどによって精緻に制御されています[1]。また、CDC6プロモーター領域には転写因子MyoDが結合するE-box配列(E1およびE2)やE2F結合部位が存在し、これらが成長刺激に応答してCDC6の迅速な発現を誘導します[3]。さらに、S期においては、中心体複製機構の過剰進行を防ぐため、CDC6がSas-6とSTILの複合体形成を阻害することで中心体数を適切に維持する機能も報告されています[4]。

このような多面的な発現制御と機能的特性を背景に、過剰な細胞分裂を繰り返す癌細胞を標的とした「治療」戦略として、CDC6の機能を特異的に阻害する「核酸医薬」の開発が精力的に進められています[2]。標的となる「遺伝子」の発現を抑制するために設計される「アンチセンスRNA」、短鎖干渉RNA(siRNA)、あるいは「shRNA」(ショートヘアピンRNA)などの「核酸」分子は、細胞内に導入されることで標的mRNAの相補的な分解(RNAi)または翻訳阻害を引き起こします[6]。CDC6を標的とするノックダウン実験では、癌細胞の生存率が低下し、細胞増殖の指標のEdUの取り込みが  減少することが確認されています[1]。また、siRNA濃度を高濃度に設定してCDC6を強度にノックダウンした場合には、MCMのクロマチンへのローディングが著しく阻害され、G1/S期での細胞周期停止、あるいは選択的なアポトーシスや細胞老化が誘導されます[2]。このように、正常「細胞」に極力影響を与えず、癌細胞特異的にアポトーシスを誘導できる治療用構築物は、次世代の癌治療技術として注目されています[11]。

2. バイオ特許調査における特許分類の選定

核酸医薬分野における特許調査を正確かつ網羅的に実施するためには、標的配列(遺伝子)、核酸の化学構造(修飾体)、およびそれらを標的細胞へ導入するためのデリバリー技術(ベクター、ウィルス、微小胞)の三要素を適切に組み合わせた検索戦略の設計が不可欠です。特に、国際特許分類(IPC)および共通特許分類(CPC)は、テキスト検索の限界(遺伝子の別名や異表記、特許特有の広汎な上位概念表記による検索漏れ)を補完する上で極めて有効に機能します。

下表は、CDC6標的核酸医薬およびそのデリバリー技術の調査において優先的に適用ることが望ましい特許分類と、実務における技術的意義をまとめたものです。

特許分類(IPC/CPC)

技術的区分

調査における適用範囲と役割

C12N 15/113

非翻訳性核酸による発現制御13

アンチセンス、siRNA、shRNA、saRNAなど、標的遺伝子の発現を直接的または間接的に制御する機能性核酸配列をクレームする出願を網羅的に抽出します。

C12N 15/86

ウイルスベクター技術

shRNA等を搭載して細胞内に遺伝子を導入するための「ウイルス」ベクター(レンチウイルス、アデノウイルス等)の改変技術に焦点を当てる際に使用します。

A61K 48/00

遺伝子治療用組成物

核酸分子またはそれを組み込んだ発現ベクターを生体に投与するための医薬組成物、製剤技術、および直接的な遺伝子治療に関連する場合に使用します。

A61K 47/69

送達キャリア(結合体・複合体)18

リポソーム、脂質ナノ粒子(LNP)、あるいは高分子ポリマーなどの人工的な核酸デリバリー材料、および微小胞(エクソソーム)などの天然由来バイオキャリアを分類します。

A61P 35/00

抗腫瘍剤(第二医薬用途分類)13

核酸医薬の具体的な「治療」用途として「癌」や悪性腫瘍を標的とする場合に、母集団を絞り込むための補助的なスクリーニング軸として用います。

 

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3. 商用データベース(STN、Orbit.com)の技術的特性と相補的検索戦略

この分野の調査をうまく行うためには、例えば、世界的な二大特許検索プラットフォームのSTN(REGISTRY、HCAPLUS)とOrbit.comの検索特性を理解し、それぞれの強みを活かした相補的検索ワークフローを構築する、といったことが考えられます。

STN(REGISTRY、HCAPLUS)の検索特性と戦略

STNは、CAS(Chemical Abstracts Service)が構築する、化学物質および生物学的配列情報の世界最大級のデータベースです。

●     REGISTRYファイルによる精密配列検索: バイオ特許調査において最も深刻な検索漏れは、明細書中に「配列番号1」のようにしか記載されず、本文テキスト中に具体的な塩基配列の文字列が記載されていないケースです。REGISTRYファイルでは、CDC6の標的配列や設計されたsiRNAの「配列」情報を、塩基配列そのもの(BLASTまたはゲノムモチーフ)で検索し、対応するCAS RN(登録番号)を同定できます。

●     化学修飾ヌクレオチドの網羅: 生体内安定性を付与するために2'-O-メチル化、ホスホロチオエート結合、LNA構造などの修飾が施された「核酸」分子は、通常のATGC文字検索ではヒットしません。REGISTRYでは、これらの複雑な分子修飾パターンを化学構造的アプローチから正確に定義・検索できます。

●     HCAPLUSによるインデックス化された抄録検索: REGISTRYで抽出した物質番号(CAS RN)をHCAPLUSファイルに移行させることで、それらの物質がどのような「治療」作用(例:抗癌作用、細胞老化誘導)と関連づけて特許請求されているかを、高度に体系化されたシソーラス(ロールや用語等)を用いてピンポイントに検索できます。

STNにおける検索式の設計例(シミュレーション)

以下に、CDC6を標的とする機能性短鎖核酸および部分配列をSTN上で同定するための標準的なコマンドシーケンスの例を示します。

FILE REGISTRY SEARCH (CDC6 OR "CELL DIVISION CYCLE 6") AND (RNA OR DNA)/BI SEARCH 19-25/SQL AND (RNA OR MOLECULAR ACT) /* 19-25塩基の短鎖核酸に限定 */ L1 AND L2 FILE HCAPLUS SEARCH L3 AND (ANTISENSE OR SIRNA OR SHRNA OR RNAI)/BI SEARCH L4 AND (C12N-015/113 OR A61K-048/00)/IC

この戦略により、CDC6「遺伝子」の「部分配列」に対して設計された「アンチセンスRNA」または「shRNA」の配列を含む特許を、物質登録情報と文献特許分類の双方から漏れなく捕捉できます。

Orbit.comの検索特性と戦略

Questel社が提供するOrbit.comは、グローバルなパテントファミリーの追跡、法的ステータスの可視化、および技術ランドスケープ分析に用いられるデータベースです。

●     Family-centric(パテントファミリー中心)の収録構成: バイオ分野の特許では、一連の創薬プロジェクトの中で多数の国への段階的移行や分割・継続出願が行われます。Orbit.comでは、これらを単一の包括的なパテントファミリー(FamPat)に集約して表示できるため、調査効率の向上が期待できます。

●     セマンティック検索とテキストマイニング: 「ウイルス」や「ベクター」を用いたデリバリーシステム、あるいは「細胞」老化誘導といった多次元の技術概念を、類似コンセプト検索(セマンティック検索)により、表現の揺らぎを超えて抽出できます。

Orbit.comにおける検索式の設計例(シミュレーション)

((CDC6 OR "CELL DIVISION CYCLE 6" OR "CDC18") AND (siRNA OR shRNA OR "ANTISENSE RNA" OR VECTOR OR VIRUS)) /TI/AB/CL AND (C12N-015/113 OR A61K-048/00/IPC)

この式をOrbit.comの検索窓に適用することで、クレーム(/CL)に「ベクター」や「ウイルス」といったデリバリー技術を含み、要約(/AB)やタイトル(/TI)にCDC6標的の核酸機序が明記された世界中のファミリーをマッピングできます。

4. 公報例

本技術領域において、実際にグローバルで出願・登録され、技術的な裏付けが確認された特許公報について、書誌事項および技術内容をみてみます。

1. ジェネケア・研究所による初期の標的特許(US 8,193,332 B2

本特許は、CDC6が「染色体安定化関連遺伝子」に分類され、その発現をノックダウンすることが癌細胞選択的なアポトーシス経路をトリガーするという発見を基盤としています[12]。特許請求の範囲には、具体的な「配列」を用いて設計された「siRNA」が規定されており、癌治療の分野においてCDC6が極めて強力な創薬標的となることを知財の側面から確立したパイオニア的特許です。現在では満了を迎えていますが、以降の周辺応用特許(製剤や複合標的)を評価する上での基本先行技術として検索され続けるべきマイルストーンです。

2. 微小胞デリバリーシステム(WO 2014/142235 A1

核酸医薬の実用化における最大の障壁は、ヌクレアーゼによる速やかな分解と細胞内移行性の低さです。李(Zhong Li)らの発明は、生体適合性の高い「微小胞」(エクソソーム)の内部に、CDC6ノックダウン用の「ベクター」を内包させる技術を提示しています[6]。特徴的なのは、単なる「部分配列」の規定にとどまらず、機能単位からなる機能性「shRNA」の緻密な構造が開示されています。

3. レンチウイルスベクターによる細胞老化誘導(WO 2015/019505 A1

廣田らの技術は、CDC6の過剰発現抑制が癌細胞に対して単に迅速な壊死を誘発するだけでなく、細胞老化(Senescence)の促進という、より持続的かつ安全な腫瘍抑制効果をもたらす点に着目しています[17]。この技術の骨子は、安定して高効率な「遺伝子」導入を可能にする「レンチウイルスベクター」内に、「CDC6 shRNA」発現ユニットを組み込んだ「THTD」ベクター製剤です。MCF7細胞(乳癌「細胞」株)を標的とした詳細な実施例が開示されており、ウイルス送達の制御技術として詳細な生物学的アッセイデータが盛り込まれています。

4. 近年の制御シフト:saRNAによるアップレギュレーション(JP 2021-035360 A

Mina Therapeutics社は、従来の「発現抑制(サイレンシング)」とは対称的な「発現促進(アップレギュレーション)」のための低分子活性化RNA(saRNA)技術を開示しています[16]。この技術では、標的遺伝子のコード鎖から転写される「アンチセンスRNA」転写物をsaRNAの標的とすることで、相補的な作用を介して遺伝子の本来の転写活性をブーストします。これは、CDC6自体の発現抑制のみならず、CDC6の上流に位置するがん抑制因子(p53やPTEN、あるいは関連するサイクリン依存性キナーゼ阻害因子)の発現を活性化させて間接的に治療を行うといった、より柔軟で複雑なシステム特許の出現を示唆しています。

5. 核酸医薬特許調査における実務的な配列相同性検索

バイオ特許のクレームにおける配列表記は多種多様で、かつ複雑なパラメータ修飾を伴うため、一般的な検索者が標準的なBLAST設定で調査を行うと、高確率で核心的な先行技術を見落としがちです。以下に、実務上重要な、配列相同性検索におけるパラメータ調整およびオフターゲット検出のための実践的なチューニング手順を例示します。

1. 短鎖ヌクレオチド検索におけるパラメータ微調整

siRNAやshRNAの活性長に対して標準的なNCBI-BLAST検索(blastn)をデフォルト設定のまま走らせることは危険です。以下の例のような調整をデータベース上で実行することができます。

●     ワードサイズ(Word Size)の縮小: 通常、デフォルトは 11 または 28 に設定されていますが、これを 7 または 11 以下に引き下げます。ワードサイズが大きいままでは、ミスマッチが1個でも存在する短鎖部分配列が出現した際、アライメントのトリガーとなる最初のシード配列(ワード)が検出されず、検索結果から完全に消去(擬陰性)されてしまいます。

●     期待値(E-value)の緩和: デフォルト設定(通常 10)から、1000 程度まで意図的に引き上げます。短鎖配列の相同性は統計学的に偶然ヒットしやすいと判定されるため、閾値を緩和しなければ、重要な先行出願配列が検索から除外されてしまいます。

●     フィルタ機能(Low Complexity Filter)の解除: 配列番号10や20等にありがちな、同一塩基の繰り返し、あるいは3'末端のポリUオーバーハング(UUU)などの領域が、データベース側で「低複雑性領域」として自動でマスク(非検索対象化)されるのを防ぐため、ダスト(DUST)フィルターを完全に無効化します。

2. オフターゲット効果および変異配列(ミスマッチ)の検出戦略

開発中のCDC6標的siRNAが他社の先願特許(例えば、周辺の類似遺伝子をターゲットとしたオリゴヌクレオチド配列)の均等論または類似範囲に抵触するかを検証する場合、意図的なミスマッチ配列の挙動に配慮します。

●     1~2塩基ミスマッチ許容アライメント: 化学修飾や配列変更によって、本来のCDC6mRNAとの結合効率を保ちつつ他社権利を回避しようとした形跡を捉えるため、「相同性  以上」または「アライメント長に対してミスマッチ塩基数 」といったミスマッチ許容プロファイルによる二段階フィルタリングを実施します。

●     5'末端および3'末端の不一致検出: ダイサーによるプロセシングや、細胞内局在を制御するために、センス鎖やアンチセンス鎖の末端部(例えば、オーバーハング領域)の配列に改変を加えた「部分配列」のクレームを想定し、配列の中央領域(シード領域、5'側の  塩基付近)の完全一致を保証した上で、末端側の緩やかな不一致を許容するモチーフ記述(正規表現検索)をHCAPLUSおよびREGISTRYで実行します。

6. 技術動向と将来に向けての留意点

CDC6を標的とした核酸医薬の開発ロードマップを特許の観点から予測する場合、単純な「1標的×1配列」の時代から、複合的かつ動的な多剤送達・多因子制御(システム創薬)の時代へと技術パラダイムが移行しつつある点に注意を払う必要があります。

1. マルチターゲット・多重遺伝子搭載ベクターの登場とFTO上の罠

最近の技術動向として、単一のCDC6 shRNAのみを癌細胞に届けるのではなく、同じ「ベクター」内に、がん抑制遺伝子の「P16、P53、PTEN」などを同時に搭載し、これらを協働的に発現(活性化)させることで治療効果を相乗的に高める技術が台頭しています[11]。

特許調査実務において、自社が「CDC6を標的とする新規なshRNA配列」を開発しているからといって、CDC6に関するFTO(実施自由確保)調査だけで終わらせることは危険でしょう。開発対象が将来的に他社の既存の「多重遺伝子搭載型レンチウイルスベクター」を利用した送達製剤となる場合、そのベクター側に組み込まれている周辺のがん抑制遺伝子の発現配列や、ベクター全体の物理的構造(例えば、SINベクター改変や複製不能技術)に関して他社の強力な権利が現在も生きていないかを精査しなければなりません[9]。

2. エピジェネティクスやパスウェイ関連特許への視野の拡大

CDC6の発現は、CDK4/6–pRb–E2F経路による転写制御に加え、ヒストン修飾やlncRNAを介したエピジェネティック制御によっても調節される可能性があります。例えば、Jeannie T. Leeらによる特許 EP 2638163 B1 は、ポリコーム関連の長鎖非コーディングRNA(lncRNA)を用いて間接的に遺伝子発現をモジュレートする機構を開示しており、このような「核酸」による上流制御技術の特許網がCDC6の作用を封じ込める技術に応用されている場合があります[24]。したがって、CDC6を直接ターゲットとする配列だけでなく、CDC6の転写や機能を決定づけるパスウェイ関連分子(例:CDK4/6阻害因子や、deubiquitinaseのOTUD6Aなど)を標的とする機能性核酸の特許動向も、予備調査の視野に入れておくことが推奨されます。

3. 先行基本特許の権利満了(パテントフォール)と後発権利の包囲網

先に示した通り、2000年代初頭の基本出願(例:ジェネケア社の US 8,193,332 B2 など)はすでに権利期間を満了しており、基本的なCDC6 siRNA配列そのものの「パブリックドメイン化」が進行しています[12]。

しかし、後発の出願人(Mina Therapeuticsや青島アルテア(Qingdao Altai)遺伝子工程有限公司など)は、進化したsaRNAによる転写増幅[16]、あるいは特定の「U6プロモーター」や独自のデリバリーキャリアを組み合わせた「新規用途・新規製剤」の形で新たな特許網(セカンドジェネレーション特許)を構築しています。実務者は、単に標的配列の消滅ステータスを確認して安心するのではなく、最新のデリバリーキャリアやプロモーター領域、安定化糖鎖修飾との組合せ特許が「現在進行形(Pending)」、あるいは「存続中」でないかをOrbit.comの統合的な法的ステータス分析を用いて緻密に追跡しなければなりません。

本アプローチを徹底することにより、自社の独自核酸「配列」の開発が他社の既存特許(ベクター、ウイルス粒子、DDS微小胞)に抵触するリスクを極小化し、強固かつ安全なバイオ知財ポートフォリオを構築するための強固な基礎が確立されることになるでしょう。


[1]H3K4me3 and H3K27ac Promote ccRCC Proliferation Through the CDC6-EXOSC5 Axis - MDPI, https://www.mdpi.com/1422-0067/27/13/5657

[2]CDC6, a key replication licensing factor, is overexpressed and confers poor prognosis in diffuse large B-cell lymphoma | springermedizin.de, https://www.springermedizin.de/cdc6-a-key-replication-licensing-factor-is-overexpressed-and-con/26177936

[3]Activation of Cdc6 by MyoD is associated with the expansion of quiescent myogenic satellite cells - PMC, https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC2812847/

[4]DNA replication licensing factor Cdc6 and Plk4 kinase antagonistically regulate centrosome duplication via Sas-6 - PMC, https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC5414174/

[5]核酸医薬 - 【がん治療専門】がん中央クリニックグループ, https://chuoclinic.jp/treatment02/

[6]WO2014142235A1 - 微小胞及びその製造方法 - Google Patents, https://patents.google.com/patent/WO2014142235A1/ja

[7]siRNA-mediated gene silencing: a global genome view - Oxford Academic, https://academic.oup.com/nar/article/32/13/3836/2375704

[8]EP1423406A2 - Rna interference mediated inhibition of gene expression using short interfering nucleic acid (sina) - Google Patents, https://patents.google.com/patent/EP1423406A2/en

[9]Gene Silencers - Santa Cruz Biotechnology, https://www.scbt.com/ja/whats-new/gene-silencers

[10]CDC6 was not enhanced (Fig. 2E). Even with 2.5 mM HU treatment for 16 hours, the efficacy of the interaction was not changed (Fig. 2F)., https://mhlw-grants.niph.go.jp/system/files/2013/133041/201313011B/201313011B0006.pdf

[11]CDC6とは?RNAiとは?がん遺伝子治療のメカニズムを知る。 | ドクタージャーナル, https://doctor-journal.com/cdc6-rnai-1/

[12](12) United States Patent - Googleapis.com, https://patentimages.storage.googleapis.com/53/44/29/132a84b97051ea/US8193332.pdf

[13]WO2006006948A2 - METHODS AND COMPOSITIONS FOR SELECTING siRNA OF IMPROVED FUNCTIONALITY - Google Patents, https://patents.google.com/patent/WO2006006948A2/en

[14]C12N 15/11 - IPC Publication - WIPO, https://ipcpub.wipo.int/?notion=scheme&version=20100101&symbol=C12N0015110000

[15]CPC Scheme - C12N MICROORGANISMS OR ENZYMES; COMPOSITIONS THEREOF; PROPAGATING, PRESERVING, OR MAINTAINING MICROORGANISMS; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING; CULTURE MEDIA - USPTO, https://www.uspto.gov/web/patents/classification/cpc/html/cpc-C12N.html

[16]JP2021035360A - saRNA composition and usage - Google Patents, https://patents.google.com/patent/JP2021035360A/en

[17]WO/2015/019505 LENTIVIRAL VECTOR THTD AND SENESCENCE-PROMOTING MATERIAL CONTAINING THTD - Patentscope, https://patentscope.wipo.int/search/en/WO2015019505

[18]CA2993652A1 - Targeted oligonucleotides - Google Patents, https://patents.google.com/patent/CA2993652A1/en

[19]WO2017019918A1 - Targeted oligonucleotides - Google Patents, https://patents.google.com/patent/WO2017019918A1/en

[20]US20070031844A1 - Functional and hyperfunctional siRNA - Google Patents, https://patents.google.com/patent/US20070031844A1/el

[21]US8703930B2 - Cancer cell-specific apoptosis-inducing agents that target chromosome stabilization-associated genes - Google Patents, https://patents.google.com/patent/US8703930B2/en

[22](19) 대한민국특허청(KR) (12) 등록특허공보(B1) - Googleapis.com, https://patentimages.storage.googleapis.com/b0/12/b9/52ca404a76d343/KR102156290B1.pdf

[23]該thtdを含有する老化剤、がん抑制剤および医薬組成物、ウイルス様中空粒子で包装されたタンパク質 - Google Patents, https://patents.google.com/patent/WO2015020215A1/ja

[24]POLYCOMB-ASSOCIATED NON-CODING RNAS - Patent 2638163 - European Publication Server web service, https://data.epo.org/publication-server/rest/v1.0/publication-dates/20170517/patents/EP2638163NWB1/document.html

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